エピソード

『生活リハビリ』

病院や、リハビリ施設のように、機能回復を目的としたしっかりとしたリハビリは、施設では難しい部分があります。それに代わるのが、施設ならではの生活リハビリ。

立ったり座ったりは出来ますが、なかなか歩くことに意欲的でなく、移動は車椅子でご生活されていたC様。とても社交的な方で、食堂の近くのお席の方たちとすぐお友達になられました。

その内のお一人は、杖を使って歩ける方でした。その方と接する中で、C様自身にやる気が出来てきたようです。ある日スタッフに、「私も歩いて食堂まで行ってみたいな。」とおっしゃいました。

もちろん、急には出来ません。ベッドから玄関まで、お部屋からエレベーターまで、エレベーターから食堂まで。少しずつ少しずつ、時間をかけて距離をのばして頑張りました。

今では歩行器を使って歩かれ、以前より明るく生き生きした表情をされています。今のC様の目標は、「歩行器や杖を使わずに、お部屋から歩いて食堂に来る!」ととっても前向きです。